腰痛とシップ薬
シップ薬は世の中に温湿布、冷湿布ともに、たくさんの種類のものが販売されていますよね。血行を良くするためにビタミンEが配合されているものなどもあります。では、「温湿布」や「冷湿布」は、どのような時に使ったらよいのでしょうか?基本的には、首や肩周り、腰などに張りやコリを感じた時などです。「湿布」をペタンと貼ることによって症状が緩和されたように感じることができるとおもいます。
「温湿布」と「冷湿布」は一体どちらを使ったらよいのでしょうか。こういった疑問をもっている方もいるとおもいます。基本的には気持ちが良い、そして心地が良いと感じるほうが良いみたいです。実際にシップ薬を貼ってみると、「冷湿布」は、ひんやり冷たく感じます。そして「温湿布」はポカポカと温かく感じると思います。このひんやり冷たい感覚やポカポカ温かい感覚が続いている間は、肩周りや腰のコリ感が和らいでいるように感らることができるとおもいます。
これは、私達人間の脳と、コリを感じ痛い部分をつないでいる神経の性質を上手く使っているためです。そのため痛みが緩和されているということなのです。「腰が痛いなぁ」と感じるのは、腰の痛みを発している部分から、脳へと痛みを伝える神経が「痛いよ!腰に異常がある」というような信号を送るためです。『痛覚』の神経によるものなのでその時にこの部分に「湿布」を貼れば「ひんやりと冷たいモノが腰に触れている」または「腰がポカポカしていて気持ちよい」と感じる『触覚』の神経が脳へと心地よさを伝えます。