慢性関節リウマチからくる腰痛
慢性関節リウマチ(RA)によっておこる関節の変性も進行性の腰痛を起こてしまうことがありますが、専門医の指導による運動療法をおこなえば関節機能の低下はある程度は防ぐことができます。変性は加齢などによる腰痛です。年齢を重ねるとともに椎間板の水分が、だんだんと失われていき、厚みが少なくなり、関節に遊びができてしまいます。
そのため不安定になってしまいます。それを補償する為に変形が起こるとされています。しかし、変形の度合いが大きいときや場所によっては痛みが起きてしまいます。また、外力による損傷部位については変性が早くから始まってしまい若年でも起こることがあります。痛みの特徴としては、朝起きる時に痛みが強くなってしまい、しばらく動かしていると痛みがなくなってきます。
また、同じような姿勢を長時間しているとその後に動かす時に痛みが起こるといった機能不全による腰痛と同じような痛みが出てしまいます。他にも神経症状を伴う腰痛などもあります。おしりから太もも、すねやふくらはぎなどの部分に痛みやしびれがあるような場合には、椎間板損傷や脊柱管狭窄症による、坐骨神経痛が疑われることがあります。