急性腰痛症

急性腰痛症

腰痛の原因と治療法についてご紹介したいと思います。腰がギクッとなる急性腰痛症になったかたも意外と多いのではないでしょうか。起床してから洗面をする時に腰をかがめる動作などで、ギクッと腰に痛みが走ることもありますので注意したほうがよいでしょう。

 

急性腰痛症と呼ばれるものは、「ギックリ腰」とも呼ばれており何気ない動作がきっかけとなって起こる腰痛のことです。ひどいときには、痛みのため自力では動くことができないこともあります。

 

たとえば腰を痛めるきっかけは朝、顔を洗おうとして前かがみになった時に痛めたり、荷物を持ち上げようとした時に痛めたり、後ろに振り向こうとして、体をひねった時に腰を痛めたりと

 

ふとした動作から腰がギクッして、腰椎を支える組織が損傷してしまうことがあります。その痛みは突然起こるのですが、実は長い間の腰への負担が根底にあります。ふとした動作が腰痛の引き金となることがけっこう多いようです。

 

急性腰痛症の治療法は、なるべく身体を横するようにして腰の筋肉を使わないような状態にします。寝るときは、痛みのやわらぐ姿勢で寝ます。痛みのある部分は、だいたい8分から10分ていど冷却します。冷却してから約10分くらいはずして再び冷却を3セットから4セットくらいおこないます。

 

急性腰痛の場合は、痛みの強いことが多いようです。けれども痛めた組織が回復することによって自然と楽になっていきます。だいたい痛みは数日から2週間前くらい目安のようですが、痛みがつらい場合や、回復を早めるためには早めに専門家に診てもらったほうがよいでしょう。痛みが減っていくと、ついつい普通に動いてしまいがちですが、治っていく過程で無理をすることは禁物です。