腰痛花粉症
花粉症の人にとっては、つらい季節がだんだんと近づいてきましたね。早い人はすでに症状が出ている人もいるようですが、スギ花粉の多い時期に入ると、さらに腰痛がなかなか治りにくくなったり、腰を痛めやすくなることもあります。
花粉症の症状が腰痛をもっている人にどのような影響があるのか、花粉症の症状がひどくなる前に知っておいたほうがよい腰痛持ちの方へのお役立ち情報です。
花粉症と聞くと、2月から4月にかけて多く飛ぶスギ花粉が代表的ですが、この季節は、花粉の飛ぶ量が天気によっても違うので、毎日の花粉情報を欠かさずにみているという人も多いのではないでしょうか。
花粉の飛ぶ量をチェックするのであれば、花粉量の多い日には特に腰にも気をつけるようにすると良いですよ。
日常生活において「花粉症」と「腰痛」を結び付けて考えることはあまり無いかもしれませんが、花粉症の症状が出始めたりすると、腰を痛めてしまったり腰痛が治りにくくなるケースが増えています。
花粉症の主な症状はくしゃみが連続して出てしまうことや、ひどい鼻づまり、頭が重く感じるような頭痛がありぼ〜っとしてしまう、透明でさらさらの鼻水が止まらなくなる、喉のかゆみや痛みがある、目がかゆくて充血してしまうというものがあげられます。
花粉症の症状では、くしゃみがよく出ることがあります。このくしゃみの瞬間にお腹に力が入ってしまいますが、その時に影響を受けやすいのは、腰の椎間板です。
腰への衝撃をやわらげてクッションの役割をする椎間板は、お腹に力が入ることにより椎間板の内圧が高くなる状態が弱点のようです。
椎間板が外に飛びだしてしまうヘルニアや、筋肉などに負荷がかかってしまうことで急性の腰痛になってしまうこともあります。そのため、花粉症の時期は普段は腰痛を持っていない方も慢性的な腰痛持ちのかたも注意したほうがよいといえるでしょう。