ぎっくり背中
急に背中が痛みだしてしまう「ぎっくり背中」なんて経験されたかたはいますか?背中の痛みは意外と多いようですよ。内臓の病気などで検査では異常が無かったとしても筋肉や骨格系の機能的な問題が起こってしまうと、胸部に痛みが走ったり背中に痛みを感じたりすることがあるようです。
ぎっくり背中なんて聞いたことないという方もいるかもしれませんね。実はギっくり腰のようにその頻度は多いようです。背中の痛みとしか表現されないためぎっくり背中という言葉は意外と馴染みが薄いのかもしれませんね。
そもそもぎっくり背中とはどういうものなのでしょうか。意識しない体の動きで背中に痛みが走ったり、いつの間にか背中が痛くなっていたりすることがあります。背中の痛みも日常動作に支障がでるような場合がありますよ。
ぎっくり背中とはぎっくり腰を経験したかたたちが、ぎっくり腰の発症と似ている背部痛として表現していたり、ただ単に呼びやすいために急な背中の痛みをぎっくり背中といっているからです。
正式名称でもなく、医学的な用語でもないぎっくり背中なのですが、その頻度は意外と多いようです。腰の上部を指して背中が痛いというかたもいらっしゃいますが、腰痛を腰椎のあるレベルまでと考えると、このぎっくり背中と表現される範囲は意外と広いのです。
おおまかにいうと肋骨のある範囲の背部が、そのぎっくり背中の範囲となります。そのため痛みのある部分が、背中の中央あたりであったり、肩甲骨のあたりであったりするわけです。